眠い・・・。

けど寝付けないので、この間お話したLove or Likeの中の１作をご紹介。


ハミングライフ　中村航


日常の営みを探すのが藍(=主人公)の楽しみ。

街にはいろいろな人のいろいろな営みがある。

ある日、藍はいつも仕事のお昼休みに行く公園で小さな営みを見つける。

茂みの中に黄色いお皿があり、それを手に持って眺めると近くから猫が顔を出した。

その黄色いお皿は猫の為に誰かが与えたもので、猫への小さな営みであった。

藍は持っていた牛乳を少し猫に分けてやると、猫はそれをペロペロと舐めだし

すべて舐めおわると茂みのほうへ走り去り姿を消した。

茂みの奥にある木を良く見ると、リスのカップルには充分におススメの出来る洞があった。

藍は興味深々で中を覗き込む。　するとそこに白い紙が入っていて･･･。


木の洞と猫が２人を繋げる、少し不思議なラブストーリー。

交換するメモに書かれるものは、甘いものではなくくだらない蘊蓄。




日常にありそうでない、身近な、けれど中々起きることの無い。

そんなストーリー。

蘊蓄がかなり面白いです(笑)

Love or Likeは本多さんのが珠さん的にちょいとストライクゾーン外れてたので、

ハミングライフが一番好きだったかもしれない。

泣きそうになったのは波打ち際だったけど、ハミングライフは泣くような話じゃないしー。

まず、猫が出たところで得点が高いのですよ(笑)

公園の猫羨ましいな～。　珠もなつかせたいわ。　ってお話♪