愚痴

最近気付いた我が家の暗黙の了解。



愚痴を言ったって仕方がない



暗黙の了解なのか
順々に巡って浸透したのかはわからない
だけれども珠は全員の口からそれを聞いた

半年ほど前に兄から
１ヶ月くらい前に父から
今日母から

兄から聞いたときにはすごく共感をした
父から聞いたときには社会人はそう思うものなのだろうかと思った
母から聞いたときにはそれが正しいのだろうかと思った

愚痴を吐くこと事態は確かに吐いたって仕方がない
だけど誰々がこうなんだけどどうしたらいいんだろう
って言い方に変えれば
それは愚痴ではなくて相談で
口に出すことに意味があるものに変わる気がする

珠は家族と話す時
みんな頑張ってるから
面倒な相談はしたくない
せっかく顔を合わせてるんだから
楽しい話をしないとって思ってた

きっと みんなそうなんだ
想像でしかないけど
きっと そうなの
だから会話が薄っぺらくなって
他人みたいになっていって
会話がどんどん減っていった

みんな疲れちゃったんだね
頑張って作っていた家族なんだね

もう いいよ
珠もおっきくなった
まだまだがきんちょだけど
やりたいことだってある

だから もう いいよ
誰が悪いんじゃない
優しさの使い道を
気遣いの使い方を
間違ったんだよ

ボタン１つずれたまま
ここまで暮れせただけ
すごいことなんだよ

珠が大きくなるまで
頑張ってくれてありがとう

大好きだよ