バイト先の

会社の社長のお友達に、くまさんっていう芸術家さんがいるんです。
ネット上で作品の写真を載せたり、日記を書いているんですが、
この間三宅島へ行ってきたと日記に書いてありました。
写真も載せていたんだけれどすごいなぁ…って感じ。
何も無いんですよ。
本当に６年前のあの緑達があった場所なのか？って疑っちゃうくらい。
(場所によっては今も緑はあるみたいだけど。)
ニュースとかで映像がながれていたりしたけど、
くまさんが撮った写真と文章を見て、
やっとなんかすぅーっと現実として受け入れたって感じ。
ニュースとかで見るだけじゃ、なんかどこかよその国の物語のような。
小説とかの中での出来事のような感じでしかなくて、
現実に自分の周りで起きたことって印象がなかったんだけど、
それが今なんだか近くに感じたなーっと。

溶岩流で覆われ砂漠のようになった元牧草地と、真っ青に高い空とのコントラストは、幾臆年前の始原的な景色に違いない。
<くまさんゲージツ日記抜粋>
始原的な景色なんて、珠には想像もつかないけど、
火山の噴火や、大地震。
そういう自然現象で人類は何度も滅んでそして再生しているって、
いろんな学者さんたちは言っているし、珠もそれは同じ意見だから、
三宅島の溶岩流の跡はやっぱりそれに近いのかな。と。
それだからこそ、珠の目には、三宅島でくまさんが撮ったありのままの島の写真に魅力を感じたのかもしれない。
世界があの風景に包まれる時、確実に珠は死んでいるだろうから、
目にすることは出来ないもんね。
未知なる世界。　すごく惹かれる。
一度、また人の住むようになる前に行ってみたいな。
と、すごーく思うのですが、叶うことは…笑
うーん。　叶うといいな。　行ってみたいですよね。